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2008年10月18日 (土)

新列島改造論

 最近の地方都市の落ち込みは 目に余るものがある。 いずれの地方政治家も頭を捻っているが、これと言って名案は 浮かばないようだ。景気が落ち込むと 政治家たちは 公共事業をという発想しか 頭に浮かばない。国の予算が 公共事業を 全国公平にばら撒くほどにないので、不公平な予算の配分になる。

1972年6月 日刊工業新聞社 田中角栄の著書 日本列島改造論が刊行され、ベストセラーとなっつた。

 日本列島を高速交通網(高速道路、新幹線)で結び、地方の工業化を促進し、過蜜や、公害の問題を同時に解決する。「日本道路公団」 「首都高速道路公団」 「日本鉄道建設公団」 「本州四国連絡橋公団」 等はすべて角栄が考えたものである。更に言うと ガソリン税を道路建設の財源にする 「道路整備費の財源等に関する臨時措置法」 も角栄が作った法律である。2002年のガソリン税の総額は 5兆5千億円で、防衛費の2倍以上で、これが 潤沢な財源として道路建設に使われてきたのである。厚生省年金局と大蔵省理財局のグリーンピア 本州四国連絡橋 新幹線鉄道の路線 などが この時計画されたのである。

 以後 目新しい発想 夢を語った政治家は 出現しなかった。新列島改造論を語る政治家の現れないのだろうか。日本国内の交通網 交通機関の出来上がりは, あと少しである。日本の各県の市 町 などがその地方の特徴を活かし、日本全体のバランスの取れた計画案をたて、利権争いなどしないで、その地方の個性溢れるものを造ることである。各地で似た施設など幾つも造る事はない。農工業 漁業 あらゆる物を網羅して 日本全体に行き渡るようなプロジェクトは 出来ないものだろうか。政権争いに 日夜頭を悩ましていては 無理なのか。  

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